朝、中野から稽古場まで、山下さんと二人で歩いて行った。
歩きながら、録音の作戦を練る。
そもそもがひとり芝居な上に、録音となると、俳優さんの側には相当な孤独感というか、プレッシャーというか、そういうものがあるんじゃないか、と思ったのだった。
昨日は、「録音」(マイクと対峙)という構造が落とし穴だったように思われたので、2日目の今日は対策を練ることができたように思う。
予定よりも早く録音が終わったので、稽古を終りにし、そのまま早稲田へ。
「国際研究集会 60年代演劇再考」の最後のプログラム、
別役実さんと今回翻訳をしてくださった岡室美奈子さんの対談。
場所は、かの大隈講堂。
(広報担当としては)大隈講堂がどのくらいうまっているのか、検討もつかず、不安もあったが、中に入るとそこそこ人が入っていて、(3日間の合計は1400人だとか)ほっとする。これだけの人が入って、最後に大隈講堂でやったのはよかった。(身内の安堵感ではあるけれど)
別役さんと岡室さんということだから、
やっぱりベケットの話になった。
「表情」と「構造」
別役さんは、後期ベケットを「構造」の落とし穴にはまっている、というような表現をしていらっしゃった。昨日録音の落とし穴にもはまった私は、うんうん、とうなずく一方、現在の私がやるならば、後期ベケットになにか打開策を見出したい、ようなことも思った。
さて、明日から、「本当の」立ち稽古。
posted by tomoco at 00:00|
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